備忘録:グッドパッチに入るまでのストーリー

1年と4ヶ月ぶりのブログ更新。これは備忘録的な感じで、グッドパッチに入るまでのストーリーを残しておきます。

 

大学4年、インターンそして就職へ

振り返れば大学4年生の夏。大学の先輩の紹介で、KLab株式会社というソーシャルゲームの会社で長期インターンをしていました。インターン先は「事業開発部」という非ゲームの領域でKLabの新しい収益を作ろう、という部署。そこでは業界で知らない人はいないであろう社長真田さんの元集められた優秀な人たちが働いていました。

 

詳しくは書けませんが、ソーシャルゲームとは関係のない産業で、KLabが培ってきたノウハウを使って大きな事業を立ち上げようと、熱気が渦巻いていました。思えばここから、”事業を立ち上げる”ことに興味を惹かれていったんだと思います。

 

当時の役員や上司に可愛がってもらい、事業を立ち上げる上で指示されたあらゆる産業を調べました。まだ学生で社会の仕組みがよくわかっていない中で、シリコンバレーのスタートアップを調べたり、アメリカやヨーロッパとテレカンで交渉する日々。ちょうどKLabが12周年を迎える日だったこともあり、盛大にパーティーをして「これが六本木ヒルズのベンチャーか・・」と、半ば勘違いもしながら充実した日々を送りました。

 

今振り返ると、ここでお世話になった先輩方は今でこそ方々に散っていますが、KLab子会社の社長をしていたり、FinTech分野・広告分野・お祭り分野・グロースハック分野で全員それぞれ会社を立ち上げていたり、CDOになっていたり、本当に実力ある人格者に囲まれてたんだなと改めて思います。

 

そして就職へ。インターン先のKLabに行くか、内定をもらったNTTに行くかとてもとても悩みました。きっと勇気ある人だったら迷わずKLabを選んだと思います。しかし自分は「日本で人気の大企業で働いてみたい」というミーハーな心が勝ってしまい、NTTに進むことを決めました。まさかこの選択が、今自分がGoodpatchにいる必然的な理由になるとは当時思ってもいませんでした。

 

NTTでデザインに出会う

そうして新卒でNTTに入社し、数ヶ月の研修を経て「サービス企画部門」配属になりました。いわゆる事業開発の部門で、050plusという当時EXILEのCMをやっていたIP電話アプリのチームに配属になります。

 

その時の上司は、050plusの生みの親で、電話収入で成長してきたNTTのビジネスモデルをNTT公式の「IP電話」アプリをリリースすることで、電話収入を減らし、IP電話の定額料金で売上を立てるモデルでした。そうです、今の時代でいう「サブスクリプションモデル」です。

 

そんな上司や先輩の元、050plusを担当しながら、新しいサービスを立ち上げる組織横断チームに入れてもらいました。そしてふと話が飛び込んできました。

「佐宗くん、明日パートナーになるデザイン会社に英語で会社紹介のプレゼンしなくちゃいけないからお願いできる?」と。

 

いやいや配属されたばかりで会社やサービスのこと全然わからないし、しかも英語?!と。

その相手こそが世界で最も有名なデザイン会社だったのです。

 

デザイン思考の実践、そして初めて挫折を味わう

そんなこんなで新サービス創出プロジェクトがキックオフしました。

そのプロジェクトは「デザイン思考を用いてNTTの新しいサービスを企画する」というものでした。

 

大学も経営学部だし、KLabでインターンしていたような自分は、「デザイン思考?なんだそれ聞いたことないけど面白そう」とぼんやり思ってました。当時、まだデザイン思考というキーワードが日本では全くといって良いほど社会的に認知されていなかったのです。

 

そしてプロジェクトが進むに連れて、

「なんだこのアプローチ、新しい!経営学部で学ばなかったぞ」

「エクストリームユーザーへのインタビュー面白いなー」

「シンセシス?サクリフィシャルアイデア?ストーリーテリング・・・?」

「おお!動いた!え、もうサービスできてる!ビデオも・・!」

 

などなど、デザイン思考のプロセスやマインドセット、それに伴うチームの一体感や熱狂に心の底から驚き、感動したのです。最後のプレゼンが終わった時に自然とその場にいる全員から自然と拍手が起こり、ハイタッチが起こる。上司部下クライアント自社関係なく熱狂したこの成功体験は今でも決して忘れません。(ちゃっかりオフィスに入り浸っていましたw)

 

しかし、ここで悲劇は起きます。まあ今考えるとよくある話だと思うのですが、事業化判断で投資判断を得られなかったのです。当時は反応的反応で、「なんでこんな良いプロジェクトが打ち切りになるんだ!」とか「こんなに良いチームができたのに本当に悔しい」と思っていました。そしてその悔しさの反動で身体に異変が起きてしまい、会社に行けなくなってしまったのです。

 

再度のデザイン案件、運命的なGoodpatchとの出会い。

その後、若気の至りですぐに回復し、幸いなことに上司は再度チャンスをくれました。今度はとあるサービスのUI/UX改善をするプロジェクト。

発注するデザイン会社を探してくれと言われたので、必死にググりました。

上から何番目かに目につく会社がありました。

 

そう、それが”Goodpatch”。

すぐにお問い合わせフォームから面会を申し込みました。するとすぐに打ち合わせに繋がり、秋葉原の岩本町というところに面会に行きました。

その打ち合わせに出て来たのは、社長。そう、実は今の社長である土屋さんとの出会いはクライアントとデザイン会社という関係だったのです。

 

そこで打ち合わせの最後に土屋さんから一言。

 

「うーん、君はNTTにいないほうが良いんじゃない?」

 

いやいや隣に上司いますし!(笑)当時は上司も自分も苦笑いでした。

打ち合わせの結果としては「ちょっと今リソースがいっぱいで受けれないな〜」と速攻で断られ別のデザイン会社に発注することになるのですが。笑

 

結果として違うデザイン会社に発注をしたのですが、ここでも有名なUI/UXデザイン会社の1つにたまたま発注ができるというラッキーパンチ。ここでは半常駐レベルでオフィスを行き来させてもらい、「カスタマージャーニー」「画面遷移図」「Photoshop/Illustratorの使い方」「UI設計」「プロトタイピング」「パーツの書き出し」など、UI/UXデザインの基礎を叩き込んでもらいました。

 

当時は発注先のデザイン会社に自分専用のスペースとサンダーボルトディスプレイを準備してもらったほど。笑

 

そんなこんなで、2つのデザイン会社からデザイン思考とUI/UXデザインを教えてもらい、実際に実践をしていく中で、ふと内側から想いが生まれて来ました。

 

「デザイン思考はこんなにも素晴らしい考え方だし、UI/UXデザインは確実にこれから重要になってくる。なのになんで会社や社会はこんなにも無関心なんだろう。」と。

 

そしてGoodpatchへ

NTTでデザインを実践して浸透させていこうと思ったものの、日本を代表する大企業です。若手の自分が与えられる影響は微々たるもので、デザイン思考を広めるには時間がかかってしまうと考え転職を意識するようになりました。

 

「このまま大企業でデザインを浸透させていくよりも、むしろデザインの大切さを世の中に訴えていける会社はないだろうか。」

 

そう考えて1年前に出会ったGoodpatchのことを思い出したのです。たまたま参加したLeanUXのワークショップで土屋さんと、現ヨーロッパのManaging DirectorのBorisと再開したのです。

そこで改めて覚悟を決めて、土屋さんと面接をし、入社することを決めました。”世の中にデザインの価値を広めて、デザイン投資を促進し、自分のように悔しい思いをする人を出さない”ためにも。

 

そうして2015年1月にUXデザイナーとしてGoodpatchに入社しました。Goodpatchで何をやって来たかは、色々と書いているので以下を読んでください。

 

グッドパッチに入ってもうすぐ3年が経つ

 

グッドパッチに入って2年が経った

 

【Podpatch#23】グッドパッチのBizDevと語る、デザインを取り巻く環境の変化

 

(後ほどもう1つ記事を追加します。)

あと20,000日 -27歳を迎えて

先月末に27歳になりました。
コメントやメッセージくれた方々ありがとうございました!返信できてなくてすいません。普段お世話になってる人からも、最近会えてない人からも祝ってもらえて嬉しかったです。

26歳だとなんか若いと感じるけど、27になると一気に30歳に近づいた感じがするのは自分だけだろうか。笑

残り20,000日

タイトルにある20,000日。
これは自分に残された時間である。どうやら生まれてから9860日経ったらしい。人生約30,000日とか言われているから約1/3経過したことになる。まあ時間の長さよりも深さだとは思うけど。26歳は一切の悔いなし!

20代の1年1年は本当に貴重な時間で、限られた時間なのだとひしひしと毎日感じている。

歳を重ねるに連れて明らかに変化していることが1つある。ことに最近気づいた。それは「自分と向き合う時間」が増えたということ。

自分はどんな人生を送りたいのか、どんな20代を過ごしたいのか。
何が好きで、どんな人が好きで、どんな時間を過ごしたいのか。そんなことを考えることが特に最近はとても増えた。ノートに書き出すことが多いがもっと習慣化したい。

20代で何を経験するか

そんな中、幸いなことに最近は色んな人の人生について聞く機会が多い。
Tencentのジョナサン、ココナラの南さん、起業家支援のすだっくすさん、monomyのざべさん、大学恩師の津吹さん、うちの社長、そして父親。

みんな凄まじい人生を歩まれているし、自分と同い年の26-27歳では何かしらに挑戦している。特にすだっくすさんのstory’s.jpの「孫さんとの思い出」っていう記事を見ていると、なんか家に帰れちゃってすいません、と思うほどである。笑 読んだことない人はぜひ読んだ方がいいと思う。

この前飲みに行った時に、「辛かったらこれを思い出して、すだっくすよりマシ。と考えるんだ。」という激励をもらったのだが、これが本当に効果が出ている。笑(ありがとうございます)もっといける。

 

父親とのサシ飲み

先日、父親とサシ飲みをする機会があった。飲むって言ってもご存知の通り1杯しか飲まないんだけどさ。ええ、遺伝です。

父親は今の自分と同じ歳の頃には、自分の会社があり、年商が数十億円を超え、社員がGPと同じくらいいて、奥さんもいた。まあそこから経営が悪化して借金を抱え、生き延び、今は普通のサラリーマンをしているという特殊な人である。

すごいなあと思うと同時に劣等感を感じるが、年齢どうこうというか思い切り挑戦して、思い切り成功して、思い切り失敗して、それを経た上で普通の家庭の父親をしているのがすごいと思う。俺もそのうち起業するかもしれないし、しないかもしれないけど、「全力で生き切る」ことは絶対したいと思う。自分の好きなことをね。そうそう、最近ミドルキャリアで1つしたいことができました。やっぱり何か目標があるっていいな。そのうち言います。

 

仕事の話

そんなこんなで27歳になってしまったのだが、前回ブログ書いたのが結構前だったので最近の面白かった仕事を備忘録に残しておく。

島根出張

島根県庁さんと、島根県の専門学校生に対してデザイン思考とプロトタイピングのワークショップを実施してきた。10代の学生がProttを使ってアプリのプロトタイプ作れている時点ですごいなあと思うと同時に、海外だとFacebookとかGoogleがそんな学校をたくさん作ってるかと思うとGAPも感じる。
ちなみにこのワークショップで、まさかの新聞デビュー!レポートはこちら

博報堂さんとのワークショップ共同開発

博報堂さんからもプレスリリースが出たけれども、博報堂の生活者起点発想と、GPのデザインプロセスを組み合わせてオリジナルワークショップを作った。

そしてなんと博報堂さんの社内合宿にも参加した。クライアントさんの合宿に参加させてもらったのは本当に貴重な体験だったし、なんか小旅行で楽しかった。こうやって1つのチームとして働くのが理想だよなあ。一緒にプロジェクトやってた岩埼さんの著書もオススメ。

この前Prott User Meetupで一緒にパネルディスカッションしてきて、なんか感慨深いものがあった。ありがとうございました。(↑ワークショップ興味あれば連絡ください。)

Tencent General Managerジョナサン

縁あって時価総額30兆円でWeChatとQQで有名なTencentのデザイン組織のマネージャーにインタビューをしてきた。まあインタビューって言っても麻布の喫茶店でコーヒー飲んでたんだけど。笑

初めて英語でインタビューしたかも。

インタビュー記事あるのでぜひ読んでください。

中国IT最大手テンセントのUX Managerジョナサンのキャリアに迫る!【前編】

未来を見据えたユーザー体験を創るテンセントのデザイン組織とは?【後編】

記事の中にもあるけれども、ジョナサンはインターネット黎明期にシリコンバレーでデザイナー&エンジニアとして名を馳せて、まだUXデザインという言葉が普及していない頃にヤフーの国際化を担当してUI/UXデザインの概念をアジアに持ってきた人物。なんか話してて、インターネットとデザインが生まれてきた環境に身を置いて実践してきた当事者として、とても楽しそうだった。楽しそうに仕事について語る。これ大切。ジョナサン本当にいい人だった。早く飲みに行きたい。Thank you.

 

資金調達&FinTechチームの立ち上げ

先日SBIインベストメントさんと三井住友海上キャピタルさんから出資いただいて同時にFinTech専門チームをデザイン会社として立ち上げた。

「金融サービスにこそデザインが必要」グッドパッチが4億円を調達し、FinTech領域のUI/UXに特化したチームを立ち上げ

有志が集まって定期的に社内勉強会やってるけど、とてもタメになる。
このリリースがあってから本当にたくさんの反響をいただいて、今ではかなりの数の金融機関さんに会わせてもらっている。実は前回ブログに出てきたお世話になった会社の担当者で、最近役員になった方もいて、そこから仕事の相談をいただくなど、やはり人に仕事ってついてくるんだなあと。あと2月にPrott User Meetup FinTech特集をやっていたのは正直偶然であったけれども、巡り合わせはすごいなあと思う。

(みずほの大久保さんとNTTデータ経営研の桜井さんと@FinTech協会イベント。うちの代表が寄稿したSBI 北尾さんの著書と一緒に。)

 

あと3月に昨年に引き続きMVPをいただいた。いつもお世話になっている周りの人のおかげです。

 

さて、他にも本当に色々あったけれども、そろそろ飽きてきたので少しだけプライベートも書いておく。

 

シンガポール

NTTの同期がシンガポールで働いていたのでプライベートで遊びに行ってきた!去年はNTTの同期が香港で働いてたので遊びに行ってきた。シンガポール3泊で全て合わせて3万円とかどんだけリーズナブル。笑

せっかくなのでMBA世界ランキング1位(2年連続ハーバードより上)のINSEADにキャンパスビジットしてきた。現地でお世話になった方々、ありがとうございました。

MBAって結局、WHY MBA? WHY THIS SCHOOL? の質問が全てで、どんな目的があって、何を経験したくて、その後何をしたいのかで行くところも全然変わるよねというのが一番の学びだった。

まあそんなこんなでプライベートは新卒で入ったNTTの友人に会うことが多い。同期は宝物だ!ってよく言うけれど、こうやって会社が変わっても仲良くしてくれるNTTのみんなに本当に感謝です。今後もよろしくね。

しかもタイムリーなことに昨日はNTTコムぷち立教会で、3つ下から10個上まで集まって飲み。こうやって会社が変わっても縦のつながりができ続ける環境に感謝。次回の暑気払いも参加させていただきます!

 

以上、長くなりましたが、26歳の振り返りでした。
27歳は挑戦の年。結構直近でまた色々と挑戦の機会があるので、別途ブログ書きたいと思います。27歳の抱負は、挑戦すること。あと彼女大切にすること。

 

ということで、明日からベルリン出張行ってきます。
Tech Open Airで英語ピッチしてきます。しかも順番がトリらしくてすでに緊張。

行ってきます!
現地にいる方、お会いしましょう!

 

PS:GPの皆様これからもよろしくお願いします。どんどん環境が変化して行くのを楽しみましょう。

 

あ、メンバーも募集中です。

参考:グッドパッチに入って2年が経った

Goodpatchに入社して8ヶ月が経った。〜UI Crunch UNDER25を終えて〜

10/1。Goodpatchに入社して半年ちょっとが経った。

「Goodpatchに転職して〜ヶ月が経ちました」記事の中でも、異色の振り返りである。

というのも、UIデザイナー職でもなくエンジニア職でもない人間がグッドパッチの振り返りをするのはレアだと思う。

アカウントマネージャー職としてGoodpatchで過ごしてきた日々の中で感じたことをだらだらと書いていこうと思う。長いので注意。笑

全体的に振り返る前に最近2つの大きなイベントがあったので感じたことを書き留めておきたい。

UI Crunch UNDER25

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先週9/26(土)に「若手デザイナーがもっと成長できる場を」というコンセプトで

UI Crunch UNDER25を開催・企画をした。

 これは普段GoodpatchとDeNAで共同主催しているUI Crunchの特別版である。Facebookグループに入ってない人は入った方がいいと思う。

この企画は自分が総合企画を担当し、各種コンテンツとコンセプトの設計、登壇者の調整や、池澤あやかちゃんとともに当日の司会をやらせてもらった。

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第一部はDeNA会長の南場さんより「なぜ、今デザインなのか」というテーマで講演。

 このテーマも提案段階からそのまま使ってくれたので個人的にとても嬉しい。

第二部はaround25と称して25,26歳の最前線で活躍している若手デザイナーにデザイナーとしてのキャリアを語ってもらった。

第三部はaround35と称してデザイン部門のマネージャー陣のお兄さん方に各社の仕組みや文化を語ってもらった。

内容はCAREERHACKさんリクルートさんの記事でよくまとまっている。

南場さんにがくぶるで質問してみた図がこちら。笑

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なぜ、このようなコンテンツ設計にしたのか。

そう、それは、純粋に自分が聞きたかったから。笑 

デザイン関連のイベントで「キャリア」や「生き方」にフォーカスしたイベントは今まであまり聞いたことがないし、何より自分と同年代の若手がキャリアに対してどんな考えを持っているのか興味があった。それにデザイン部門として、そのキャリアに対してどんな取り組みをしているのかも聞きたかったし、何より南場さんという影響力のある方が「デザイン」に対してどんな考えを持っているのかとても聞いてみたかった。土屋さんからも南場さんの話はよく聞いていたのでその意味でも楽しみだった。

特にGoodpatchの同期でもあるすーみんが話した「UIデザイナーだからこそ、ビジネスとデザインの間に立ってみる」が面白かった。

IMG_1857   今まさに求められているビジネスの側面を理解したデザイナーとしてのキャリアである。   あ、UIデザイナーも募集してます。
 
結果として、UNDER25を開催して本当によかったと思う。何より自分自身がとても感化されたし、手を動かす職種ではない人間として   どのようにデザインと向き合っていくべきか考えるいいきっかけにもなった。それに、当日の参加者コミュニティ自体に感動した。   やはりあの会場にいた人たちからは物凄い熱気を感じられたし、逆にもっと可能性も感じた。  
 
一番会場を沸かせたのが、一番最後に締めの言葉としてウチの社長が言った   「ここにいる会場のみんなが、デザインの重要性を大企業や日本に伝えて、証明していかなければいけない」といった趣旨のメッセージ。   自分もNTTでそれを苦戦した分、改めて自分たちのミッションを思い出させられた気がする。
 
そいえば運営のDeNAチームとも話したが、今個人的にこのUI Crunchの課題は「多様性」にあると思う。特に「グローバル」という文脈。   だから近い将来、UI Crunchのグローバルエディションを開催したいなあとこっそり思っている。
 
あ、ちなみに今週水曜にUI Crunch Girls Nightがある。      

Prott 1st Anniversary

  IMG_1991 Prott 1st Anniversary Opening Video. from Goodpatch on Vimeo. もう1つ、大きなイベントとしては今週10/1にGoodpatchのプロトタイピングツール”Prott”の1周年記念イベントがあった。   いつもお世話になっているユーザーの皆様に感謝の気持ちを伝えるために開催したものである。   当日はProttのオリジナルグッズをプレゼントしたり、    ProttのPO、デザインチーム、エンジニアチーム、サポートチームからのプレゼンがあった。 IMG_1974


 

こうやって、ユーザーの皆さんと一緒にサービスを作り、かつお客さんとこんなにもいい関係になれるサービスなんてなかなかないんじゃないかと個人的に思っている。

 イベント終了後に土屋さんが言った「今日このイベントに来てくれた100人の顔を忘れないように。その人たちの顔を思い浮かべながらサービスを作っていこう」という言葉がとても響いた。Ycombinatorが言っている「スケールしないこと」である。個人的に馬場さんの「マーケティングを捨てよ、サポートへ出よう」がおすすめ。

 

そいえばProttチームメンバーも似たような記事を書いているので記しておく。

・Prottチームエンジニアのさださんの記事

・同じくProttチームエンジニアのよしこさんの記事

・Prottチームデザイナーののがちゃんの「Goodpatchで働くべきたった2つの理由」

 

グッドパッチで働いて感じている2つのこと

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Goodpatch 4th Anniversary from Goodpatch on Vimeo.

さて、話を戻してアカウントマネージャーとしてGoodpatchで働いてきて感じていることを2つだけ記しておく。

 

  1. 非UIデザイナー・エンジニアだからこそ、できることがある。

誤解を恐れずに言えば、Goodpatchは優秀なデザイナーとエンジニアの集団である。40%がエンジニア、30%がデザイナーである。

しかし、全員がデザイナーの考え方を持っている。

その中で自分の役割は、それらデザインの持つ力を最大化すること。個人的な考えだが具体的にはざっと以下のような感じ。

  • Prottというサービスやワークショップを通じて、国内外の企業へ(特に日本へ)デザインの価値を伝え、プロトタイピング文化を浸透させる。
  • グッドパッチとしてUI CrunchやPrott User Meetup、グローバルイベントを通じてデザインに関連する国内外のコミュニティを作り可能性を最大化する。
  • 世界で、日本のサービス・デザインの力を証明する。

まあ端的に言えば「デザインという文脈でいかにお客さん・社内を笑顔にできるか」ってことだと思う。少なくともそう思いながら仕事をしている。笑

そんな感じで「グッドパッチの中で人と一番多く会う職業」である自分は手は動かさないが、足を動かして、グッドパッチで働く人間が持つ可能性、グッドパッチが関わるデザインコミュニティの可能性の拡大に挑戦している。本当にエキサイティングな仕事だと思うし、社会に何かしら価値を提供できる仕事だと思う。

 

ということでProttのセールスチームも絶賛募集中です。

 

2. グローバルは、最低限。

グッドパッチでは、(特に自分の職業柄において)とてもエキサイティングなグローバルコミュニケーションを求められる。今まで味わったことのないほどグローバルマインドの高みへ連れて行ってくれる。

例えばリレーション作りと営業に行くケース。

半年ほど前にサンフランシスコへ出張へ行った時も、日本人は自分1人であったし、世界一流の企業と対等に議論できなければそもそも仕事ができない。その時の感想は別途ここでまとめている。IDEOと働いた感想はここでまとめている。

例えばイベントを企画・担当するケース。

世間を賑わせたSLUSH AsiaでProttがスポンサーをしたり、先月あったTech In Asiaでプレイベントを企画・開催したりブース出展したり。

ちなみにSLUSHで感じたことはこの記事でまとめている。プレイベントはこれ

他にも、そもそもベルリンにオフィスがあるので、そちらとのコミュニケーションは日常的に行うし、Prottはちょうどこれから海外に力を入れるので自分の担当としては英語はもちろん、それを上回るコミュニケーションが必須である。でないと偉大なグローバルチームがつくれない。

 

現在執行役員でBelrinのManagingDirectorをやっているBorisからよく言われた言葉がある。

 「何か自分たちが価値を発揮しない限り彼らにとってはただの時間の無駄だ。常に自分の立ち位置そして強みを考えろ。深く貢献するんだ。」

それ以来、これは常に意識をしている。「日本人だから~」という言い訳は時代遅れである。今求められているのはただの語学力ではなく、海外でどのように価値を提供していくかだと思う。と言いつつ、英語の勉強方法はまた別途記事でまとめたいと思う。

 

グッドパッチで個人的に学んだ3つのこと

グッドパッチで働いてきて、個人的に大切にしたい3つのことを備忘録的に簡単に書き留めておく。

 

 1. 会社のカンバンに頼らない。

Goodpatchは特にブランディングに成功しているため、ひっきりなしに面白い人と出会えて、面白い企画に関わることができる。Prottも会社のブランディング効果で露出が多い一面もある。

しかし、そういう会社に所属しているだけでいい気になってはいけない。こういう環境だからこそ、自分自身をしっかり持って丁寧にコトを進めないと会社のカンバンを振り回しているだけの本質がない人生になってしまう。会社のカンバンを上手く使うことはもちろんだが、頼ってはいけない。力をつける。

2. 人の強みにフォーカスする。

やはり社内にも社外にも本当に色んな性格・思考の人がいる。今まで国内外で色んな人を見てきたが、それぞれ強みというか、いいなと思うところがある。

 日本社会はどうしても人の強みになかなかフォーカスしないことが多いと文化的に感じる。弱みというか、できないとこに着目してそれをどう克服するかみたいな側面が強い。

自分が25年間生きてきて心から思うのは、人はそれぞれ異なる。その中で、人の強み・良い部分にもっと着目すれば、個人もチームも会社も社会ももっと豊かになると思う。意識的に、強みに注目して生きていきたい。

3. 全てはWhy。

Prottのワークショップでサイモンシネックの動画をみんなで見た。

これはグッドパッチのフィロソフィーでもあるが、「なぜ」それをやるのかは常に意識しているし、毎回聞かれる。

結局、なぜこの会社にいるのか、なぜその職業をしているのかにたどり着くけれども、自分なりに考えることは大切だなあと感じている。

おわりに

そんなこんなでとても長くなったけれども、自分はこの会社で本当に様々な経験をさせてもらっている。

自分は先日25歳になってしまったけれども、この会社では年齢なんて通じない。20歳でバリバリエンジニアをやっている人がいたり、21歳でバリバリUIデザイナーをやっている人もいる。30過ぎて大企業の事業部長から転職する人もいれば(自分の直属の上司)、いろんな海外経験を持ったグローバルタレントも集まってくる。結局は人。その意味だとGoodpatchは本当に恵まれている。

そんな刺激的な環境で引き続き自分ができることをやっていきたい。もっと、グローバルに、もっと人間と向き合う人生を送っていきたい。

 

We are hiring!

今、Goodpatchは第二成長期で人が全然足りてません。

この記事を読んで少しでも興味を持った人はぜひWantedlyから遊びに来てくれると嬉しいです。

直近でグッドパッチメンバーと会えるイベントを列挙します。

 

以下、雑記:振り返り

最後に、個人的にこの8ヶ月の振り返りを書き記しておこうと思う。

1月

1月の入社初日にワークショップがあり、会社の未来を考えた。ここで同日中途入社が6人いるという奇跡が起きた。全員、信頼できて結果も残す、自分に厳しく、たまにめっちゃ優しい、胸を張って言える魅力的な同期である。(いつもいじられまくってるんだけどもw)

入社初日に書いた記事はこれ

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2月

2月は体感2秒で終わった。

– 社長の土屋さんと現執行役員の幹弘さんの営業についていってたくさんのストーリーを知って、伝え方を学んだ。

– Berlin Startup Nightという、ベルリンのスタートアップをGoodpatchオフィスに呼び、ベルリンのスタートアップシーンに興味を持つ人約100人が集まった。自分もBorisのヘルプとして手伝わせてもらった。ここで世界1周前の松井ゆりちゃんや、SLUSH Asiaの大塚さんや、ミキレポの草野みきちゃんたちと出会った。

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– Hello RubyプロジェクトをKickStarterで成功させ、TechCrunchなどメディアに引っ張りだこになったLinda LuikasさんがGoodpatchに遊びに来た。

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– UI Crunchを手伝い始めさせてもらった。この時は代表土屋さんのPrott Story聞いたなあ。

– 毎月恒例のPrott User Meetupの企画に携わるようになった。ほぼ毎月開催。

3月

3月にサンフランシスコに行き、世界最先端で戦う人たちと会った。年齢も、人種も、職業もそれぞれ異なるが、人生にパワーが満ち溢れてる人たちだった。一緒に行った同僚もドイツ人で、日本語は一切使わなかった。

感じたことをまとめた記事はこれ

4月

– 本社から新社屋のAnnexへ移動。Prottチームが全員移動に。

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– UI Crunch vol.4「コラボレーション文化の作り方」

この回は企画と司会を担当。ロンドンからデザインエージェンシーのustwoを招待。ustwoとの事前ミーティングが海外3拠点でHangoutしてたので大変だったなあ。

– SLUSH Asiaの公式パートナーに。Prottを提供。IDEOのTomKellyと話したり、ustwoのDavideと再会。SLUSHについてのブログはこれ

5月

– スマートフォン&モバイルExpoにProttで出展。

– ドイツからHamburg Media SchoolのMBA生たちが来てアテンド。30人も来てびびった。

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海外の文脈に関するイベントは進んで引き受けた。後にTech In Asiaも担当することになる。

6月

6月には25歳の誕生日を迎えた。同期やピザパッチで祝ってもらったり。

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– Prott Workshop。終日外部の施設でProttのこれからとProttチームのチームビルディングを。

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7月

7月には少しチーム内での役割が変わって、より人と触れ合うことの多い部分が増えた。

  • Schooの生放送授業に出演。
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  • 社長の誕生日サプライズがあったり。

8月

  • 1人で地方出張行ったり、サマーインターンの告知担当をしたり。

9月

会社の総会があった。

Goodpatch 4th Anniversary from Goodpatch on Vimeo.

  • この総会ではグッドパッチの文化や哲学を1日がかりで考えた。
  • テレビ東京WBSにてテレビデビュー。

10月

  • Prottの1周年記念イベント。
  • 地方出張2

その他

フットパッチ

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山パッチ

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長くなったから終わり!

StrengthFinderを受けてキャリアを考えてみた。

StrengthFinderを受けてみた。(今さら)

177問の質問に答えていくとその人の強みや特徴がわかるテストである。実際に受けてみた結果、以下の5つが自分の強みTOP5らしい。

  1. 共感性

  2. 最上志向

  3. 社交性

  4. コミュニケーション

  5. 着想

結果を見て、完全に同意した。納得というか今まで感じていたことが腹に落ちてきた。

5位までの詳細を見ていく。

 

レポート結果によると1位の「共感性」は以下の通りである。

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“「共感性」の資質の持ち主は、自分を相手の状況に置き換えて考えることにより、相手の感情を察することができます。”

“「共感性」の才能が強い人は、周囲の人の感情を察することができます。彼らが感じていることを、まるで自分自身の気 持ちであるかのように感じることができます。本能的に彼らの眼で世の中を見ることができ、彼らの見方を理解できるの です。人々の痛みや喜びを、時としてそれが表に現れる前に感じ取ります。この本能的な能力は素晴らしい力を持ってい ます。言葉に発せられない問いかけを感じ、その人が何を必要としているかを理解します。他の人が言葉を探して苦労し ているとき、彼らは適切な言葉を適切な言い方で自然に発することができます。その結果、相手が自分の感情を外や自分 に向かってうまく言い表せるように手助けできます。相手の感情を言葉にする手助けができるのです。”

“「共感性」の才能が強い人は、深い感情で人との関係を構築し形成することができます。周囲の人は理解されていると感 じ、彼らと一緒にいたいと思うようになります。相手の感情を理解するといる生来の能力が、安心感と安定感を与えます。”

“黙っていることが大切な場合もあります。あなたには、周りの人が言葉を発しなくても気持ちをわ かってくれる、と感じさせる才能があります。時間 をかけて、言葉に頼らないコミュニケーションの スキルを磨くようにしましょう。”

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なるほど。

だからドラマとか映画見るとすぐ感動するわけだ。納得。

 

2位の「最上志向」は以下の通りである。

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“「最上志向」の才能の持ち主は、個人や集団の卓越性を高める手段とし て、強みに注目します。優れたものを最高レベルのものに変えようとし ます。”

“「最上志向」の才能の持ち主は、多くの場合、他の誰も気づいていないときから人の才能や強みを見抜きます。強みは、 それが自分のものであれ他人のものであれ、彼らを魅了します。「最上志向」の人は、他の人が自分の可能性にワクワク できるようにサポートするのが好きです。周りの人が何を得意とし、どのような仕事に向いているかを見極める能力があ ります。彼らは人の才能と、完了すべき仕事をどのように結び付けるかを知っています。平均ではなく卓越していること が彼らの評価基準であり、それを追い求めています。品質を重視することで、自分や他の人の得意分野に焦点を当て、弱点を管理します。”

“• 仕事以外で自分の長所を活かせる機会を設けるよう にします。このとき、その長所が自分の個人的な使 命にどのように結びつき、家族や地域にどのような 恩恵をもたらすかを考えるようにします。”

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なるほど。

確かに自分は相手の弱みよりも強みに好意を持つことが多いし、その人の強みに対して敬意を払うことが多い。人事とかに向いているのだろうか。

仕事以外で何かをやるってところもしっくり来る。

 

3位の「社交性」は以下の通りである。

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“「社交性」の資質が顕著な人は、知らない人と出会い、自分を好きにな ってもらうのが大好きです。見知らぬ人と打ち解けて親しくなることから満足感を得ます。”

“「社交性」とは他の人の支持を得ることです。「社交性」の才能が強い人は、新しい人に出会い、彼らからの評価を得る という挑戦を楽しみます。人との新たな出会いに惹かれます。名前を知り、質問をし、信頼関係が築けるような共通の興味を探すのが好きです。上位資質に「社交性」を持つ人は、集団の中にすんなり入ることができ、どう振る舞い、どのよ うな会話をすればよいのか自然とわかります。話題が尽きることを心配して、会話を始めることを嫌がる人がいます。 「社交性」の強い人はそうではありません。彼らが会う人は他人ではなく、今まで会ったことがなかった友人なのです。”

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最後の”彼らが会う人は他人ではなく、今まで会ったことがなかった友人なのです。”ってウケる。確かにそうかもしれない。笑

共通の興味を探すことが好きって、納得。

 

4位の「コミュニケーション」は以下の通りである。

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“「コミュニケーション」の資質が顕著な人は、一般的に自分の考えを言葉に 表すのが得意です。話術に優れ、物事を印象的に説明するのが上手です。”

“「コミュニケーション」の才能の高い人は、説明すること、描写すること、進行役を務めること、人前で話すこと、書くことが好きです。彼らは天性の才能を活かして、アイデアや事実に命を吹き込み、生き生きとしたものに変えることがで きます。考えや行動を物語やイメージ、具体例、比喩に転換させます。アイデア、事実、新たな発見、教訓など、心に残 る情報を人々に伝えたいと考えます。彼らが、最適な言い方を探そうと、ドラマチックな言葉や力強い言葉を使おうとす るのは、このためです。そして最終的に、人々が彼らの話を聴きたがるのはこのためです。彼らの言葉で描かれたイメー ジは人々の興味をそそり、行動へと啓発するのです。”

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なるほど。

やはり人前で話すことや司会やるの好きみたい。これは現状維持をしたい。

 

最後、5位の「着想」は以下の通りである。

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“「着想」の才能の持ち主は、新しいアイデアを考えるのが大好きです。 見た目には共通点のない現象に、関連性を見出すことができます。”

“「着想」の才能が強い人は、創造力があり、独創性を認めます。ブレインストーミングやディスカッショングループな ど、自由に考えることを楽しみます。彼らは生まれつき、多様な視点から問題を考える能力があります。誰でも知ってい る世の中の事柄を取り上げ、それをひっくり返すことに喜びを感じます。それによって人々は、その事柄を、意外な角度 から眺めることができます。型にはまらない考えを持ち、 新しいアイデアや概念に魅力を感じ、容易に思い付きます。 彼らは着想が大好きです。なぜならそれは深い意味があり、目新しく、明瞭で、逆説的で、奇抜だからです。これらすべ ての理由で、新しい着想が生まれるたびに、彼らにはエネルギーが電流のように走ります。”

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うーん、これはちょっと意外。

ideationって苦手ではないけど、そこまで強みとは思っていない。まあでも新しい着想が生まれる度にエネルギーが走るのは当たっている。企画やってただけある。

と、5位まで書いてきたが、自分でも思うことはやはり「人と関わる仕事」が自分にとって強みを発揮できる場だということ。Prottのワークショップでもグロース担当だけど人と関わる仕事がしたいと言ってきただけあって、自分で認識はしていなかったけど、すでになんとなくそうなんだと感じていたんだと思う。

改めて5つを見てみると、

  1. 共感性

  2. 最上志向

  3. 社交性

  4. コミュニケーション

  5. 着想

共感性=コミュニケーション=社交性  この1位・3位・4位はつながっている。

人の感情の機微を読みとってそれに応じたコミュニケーションをいろんな場でとるってこと。とすると、これは明らかにまずは営業向けの強みということになる。

父親も上場一部の不動産会社で全国営業1位の賞状を毎回のように(昨日も)取ってきていたから遺伝なのかもしれない。

2位の最上志向は強みに着目してそれを最上化するということで、人事やPM向けの強みということになる。

5位の着想はまあ場面に応じてある程度創造力を使えるという補足的な強みとして受け取っておく。

以上を俯瞰してまとめると、

やはり前々から言っていた、「人と向き合うこと」に関連することを仕事にすれば

共感・コミュニケーション・最上志向を使ってキャリアコンサルとかができるはずで、

そこに普段の社交性を入れつつ、その行動や提案内容を着想を使ってしていれば全体最適できる気がする。

さて、ここまで書いて思ったのが、自分の強み的にも「人の感情に関わらないところ」は捨てた方がいいのかもしれない。

例えば数値分析やコーディングである。UIデザインは共感するというところではかなり活かせるはず。

でも結果的に営業やコミュニティーの構築、人事的なサムシングが自分の強みを発揮できるステージだとわかった。

たった30分で今の自分の整理ができたので$9.99は払う価値あり。

キャリアの方向性

キャリアの方向性としては、以下の3つが今考えられた。

パターンA. グロース担当

共感性という強みを使って、ユーザーがどんなところでつまずいていて、どんなところに価値を感じているか読み取る。

もちろん社交性を使っていろんな場所に行って。かつ、そのフィードバックをコミュニケーションと最上志向を使って、

フィードバックすべきところにしっかり伝えていく。その際に自分の着想もつけてだ。国内外も担当できる、そんなグロース担当。

パターンB. 営業

これは説明不要なまでにドンピシャだが、さらに付け加えるとすれば、「共感性」が発揮できるサービスである必要があること。

つまり自分が想像できて、かつ相手が使っているところも想像できるサービスということ。これが全く形のないクラウドやシステム、

 通信などインフラ部分であったり、自分が全く興味を持てない分野だとこの強みが発揮できないから気をつけなければならない。

パターンC. 人事・教育担当

共感で相手の想いを感じ取り、最上志向でそれを適切なところに分配しつつ、相手の強みを最上に引き出す教育プランを提案・設計していく。

その際に1回だけでなく、コミュニケーションを通じて何回もその人と対話をしつつ、社交性で外の世界にも引き合わせる。

着想で面白い教育プログラムを提案しつつ、常に相手がどう感じていて組織・個人が最適化されているかどうか探ることができる人事・教育担当。

うーん、通訳案内士の資格は自分の強みを発揮できるからばっちり。このまま取る。

キャリアデザインとかキャリア教育らへんにも手を出してみようかなー。

結論:人と関わらない仕事はあまり引き受けない or 人と関わらない仕事を関わるような仕組みに変えていく、と自分の強みが発揮できる。

以上。