たった1年と8ヶ月。

今日が、NTTの最終出社日だった。

1年と8ヶ月前。
あの頃はまだ社会人になりたてで右も左もわからないと同時に、とてもワクワクしていた。

 

3つのOJTと1つの本配属。
この1年8ヶ月は短いようで、自分にとってはとても長く感じられた。
というのも、ここでたくさんのことを経験したからだと思う。

健康の大切さ、仲間の大切さ、ビジョンの大切さ、目指す人・志を持つ大切さ、年齢の関係なさ。
全てここで教わった。

 

時には逆説的に学んだ。

全てを賭けていたプロジェクトがポシャった時、体調を思いっきり崩して会社に行けなくなった。
それは自責の念でもあったし、自分の存在意義がなくなったって感じた。
でもそれは違った形で、自分に豊かな人生をもたらせてくれた。

 

“Connecting the dots”
これは、1つ1つの事象から何かを学ぶことができるか、それが点になってしまうか、線になれるかの違いだと思う。

人生で起こる全てのことは、自分次第で全て意味のあるものになる。
「目の前のチャンスを、逆境を、苦しい経験を、意味のあることにする。」これがNTT人生で学んだ最大の資産だと思う。

 

“なんとなく生きる人生よりも、自分の人生を駆け抜けたい。”

小さな成功を守るために、自分の時間を使うよりも、もっと大きな何かに自分の命を使いたい。自分にとっての「成果」はアプリを出すことじゃない、DL数を稼ぐことじゃない。

純粋にそう思ったから、普通に暮らせば年収1000万もらえる生活も、ブランドも、安定も捨てた。

 

1年と8ヶ月。

それは他人から見たら、3年もせずにすぐに辞めてしまったよくいる若者だと思う。

でもそれは、自分次第で絶対に異なると思う。

このたった1年8ヶ月は、自分に大きな成長と、人生に対する豊かな視座をくれた。
たった1年8ヶ月でも、かけがえのない仲間ができて、今は心の底からこの会社に入ってよかったと思っている。

 

たった1年8ヶ月でも、数え切れないほどの出会いがあった。
みんな、本当にありがとうございました。

 

最後にこの言葉で締めたいと思います。

“Life is about the people you meet and the things you create with them.”
(人生とは、あなたが出会った人そのものと、その人と何を創造するかである。)

 

たった1年と8ヶ月。だけどそれをどう捉えるかは、自分次第だから。

 

2014年12月25日
@本社横のスタバにて。
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(次の会社のことについてはまたそのうち書きます。)