命という時間を削って働くということ。

この前の金曜日はCRAZYのイベントに参加してきた。

代表森山さんの熱い話を聞けたり、ほいけるさん・もりぽさんのような素敵な夫妻と出会えたり、会いたかったCRAZYの同年代に出会えてとても刺激になった。

 

森山さんのスピーチの中で印象的だったのが2つある。

 

1つ目。

「自分たちは命という時間を削って働いている。」

時間は一番大切な資本であって、その時間の使い方を考え直した方がいいということ。

自分はどうしてここにいるのか、自分は何者なのか、自分にとって人生とはなんなのか。それを堂々と人に言えるような森山さんがかっこよかったと同時に、とっても考えさせられた。

 

2つ目。

「一番大切なのは、健康。だって1兆円あげるけどもれなく癌もついてきます、って言われたら受け取らないでしょ?だから一番はまず健康。次に仲間。一緒に働く仲間。この2つと幸せの相関関係は実証されている。3つ目にビジネスが来る。俺たちは、カルチャーをビジネスしている。」

確かに健康と仲間は一番大切だと、NTTに入って身をもって感じた。

 

また、ビジネスという側面では資本主義は経済という面だけ見てしまうと地球的に限界が来ると思う。

それはPeter ThielのFounders Fundの投資方針にも似ていて、サードウェーブならぬフォースウェーブである。Founders Fundについては別途まとめようと思う。

 

やはり自分に響く言葉は、共通点がある。

*命をかけるほど真剣に向き合っていること

*誰よりも楽しんでいること

 

それを裏付けるように、CRAZYの山川咲さんの著書「幸せを作るシゴト」にハマった時期があった。

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「意志を持って生きる人を、1人でも多く増やしたい」

「自分の人生をお金やキャリアに捧げるのは地球は喜んでないはず」

「みんな手に入れた多くのものを守ることに必死になっている」

こんな言葉が刺さった。

 

要は、自分にとって「人生をなんと定義するか」という究極の問いである。

 

著者の山川さんと。

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このCRAZYでは、社員を家族のように扱い、毎食を社員全員で食べている。

それも社員さんの奥さん手作りの無添加オーガニック食材を用いて。

年に1000万円近くの投資をしているそう。

さらに月に1度外で自分たちを見つめ直す合宿のようなイベントがあり、それぞれの社員がどのような価値観を持って働いているかを共有する。

 

以前CRAZYの前身、UnitedStyle社に遊びに行った時は、翌日から社員全員で世界一周旅行に出て、地球の裏側パタゴニアにて落ち合うという壮絶な取り組みをしていたのをはっきりと覚えている。

さらに若手の採用は若手に任せる、最終面接はプレゼンテーション、など、掘れば掘るほど面白くて先進的な取り組みが出てくる。書きすぎると怒られそうなので笑、この辺にしておく。

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いずれにせよ、CRAZYも、Wantedlyも、自分が次行く会社も、「働く」ことに対して新しい価値観を持っている。

きっとこれからの社会で生き生きと働くには、まず社長が積極的に新しい考え方を取り入れ、実践して、柔軟に変化に対応していくことが求められるのだと思う。

 

変化という視点で、

 

金曜にCRAZYのイベント後は、プチ忘年会。

1人は40歳にして、また新たなチャレンジを教育界で始めようとしている。

1人はインド駐在から帰ってきて、またインドに戻ろうとしている。

1人は大企業を辞めてNGOに転職をする。

1人は大企業を辞めてスタートアップに転職をする。

 

その日会った人みんなが、何かに向かって挑戦し続けている。

 

自分も、何歳になっても挑戦し続けられる大人でありたい。

 

「命を惜しむよりも、なすべきことを成す為に、命を使いたい。」 テルマエ・ロマエ

 

ではでは。

仕事でココロオドル人を増やす。

どーも、Junsus4_techです。

さっき、テレビでWantedlyの仲さんが出演していた。

仲さんが語ることは何故か自分にとても響く。

 

1ヶ月ほど前、仲さんとお話しする機会が何回かあった。

Wantedlyを使ってオフィスに遊びに行った時に面と向かって時間をとってくれたり、リアルウォンテッドリーというイベントでお話しさせていただいた。

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仲さんは、24歳でゴールドマンサックスを辞め、25歳でFacebookに入り、26,27の時にWantedlyを立ち上げた。

そう、まさに今の自分の年齢でGSを辞めている。同じタイミングで自分もNTTを辞めている。なぜか親近感が湧いた。

 

「辞める時はやっぱり最初は怖かった。」そう言っていた。

でも動いているうちに恐怖感は消え、そのうち情熱がついてくるようになったと。

 

またこうも言っていた。

「子供の頃から医者を目指していたけど、挫折してしまったとしても、それは自分にとって「医者」という手段より他の手段の方が幸せになれるというだけのこと。」

つまり職業というのは目的ではなく手段に過ぎないということ。

 

「ベンチャーでバリバリやるような人が、指揮命令系統に従うことが価値の最大化を生む組織にいけばアンマッチが生じる。それはオーナーシップがあるかないかの違い。」

つまりオーナーシップ(=自分で物事を考え推進していく力)を求められるポジションなのか否かは重要だと。

 

一番響いた言葉は、仲さんの著書「ココロオドル仕事を見つける方法」にも書いてあるが、下の2つだ。

 

“ココロオドル仕事が見つかるまで、自然淘汰に任せればいい。”

“人と違うところを誇りに思って、そのまま進めばいい。”

 

この言葉を聞くと、自然と心持ちが楽になる。

 

“働く”ということは人生を充実したものにするためにある。

だから心の底からワクワクするようなことを仕事にして、毎日楽しんでいこう!

それがこの本から学んだことである。

 

“楽しんでいきましょう!” この言葉を胸に、次の会社でも楽しんでいこうと思う。

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最後に、もう何十回も見ている仲さんのプレゼン動画。必見。

ではでは。