StrengthFinderを受けてキャリアを考えてみた。

StrengthFinderを受けてみた。(今さら)

177問の質問に答えていくとその人の強みや特徴がわかるテストである。実際に受けてみた結果、以下の5つが自分の強みTOP5らしい。

  1. 共感性

  2. 最上志向

  3. 社交性

  4. コミュニケーション

  5. 着想

結果を見て、完全に同意した。納得というか今まで感じていたことが腹に落ちてきた。

5位までの詳細を見ていく。

 

レポート結果によると1位の「共感性」は以下の通りである。

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“「共感性」の資質の持ち主は、自分を相手の状況に置き換えて考えることにより、相手の感情を察することができます。”

“「共感性」の才能が強い人は、周囲の人の感情を察することができます。彼らが感じていることを、まるで自分自身の気 持ちであるかのように感じることができます。本能的に彼らの眼で世の中を見ることができ、彼らの見方を理解できるの です。人々の痛みや喜びを、時としてそれが表に現れる前に感じ取ります。この本能的な能力は素晴らしい力を持ってい ます。言葉に発せられない問いかけを感じ、その人が何を必要としているかを理解します。他の人が言葉を探して苦労し ているとき、彼らは適切な言葉を適切な言い方で自然に発することができます。その結果、相手が自分の感情を外や自分 に向かってうまく言い表せるように手助けできます。相手の感情を言葉にする手助けができるのです。”

“「共感性」の才能が強い人は、深い感情で人との関係を構築し形成することができます。周囲の人は理解されていると感 じ、彼らと一緒にいたいと思うようになります。相手の感情を理解するといる生来の能力が、安心感と安定感を与えます。”

“黙っていることが大切な場合もあります。あなたには、周りの人が言葉を発しなくても気持ちをわ かってくれる、と感じさせる才能があります。時間 をかけて、言葉に頼らないコミュニケーションの スキルを磨くようにしましょう。”

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なるほど。

だからドラマとか映画見るとすぐ感動するわけだ。納得。

 

2位の「最上志向」は以下の通りである。

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“「最上志向」の才能の持ち主は、個人や集団の卓越性を高める手段とし て、強みに注目します。優れたものを最高レベルのものに変えようとし ます。”

“「最上志向」の才能の持ち主は、多くの場合、他の誰も気づいていないときから人の才能や強みを見抜きます。強みは、 それが自分のものであれ他人のものであれ、彼らを魅了します。「最上志向」の人は、他の人が自分の可能性にワクワク できるようにサポートするのが好きです。周りの人が何を得意とし、どのような仕事に向いているかを見極める能力があ ります。彼らは人の才能と、完了すべき仕事をどのように結び付けるかを知っています。平均ではなく卓越していること が彼らの評価基準であり、それを追い求めています。品質を重視することで、自分や他の人の得意分野に焦点を当て、弱点を管理します。”

“• 仕事以外で自分の長所を活かせる機会を設けるよう にします。このとき、その長所が自分の個人的な使 命にどのように結びつき、家族や地域にどのような 恩恵をもたらすかを考えるようにします。”

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なるほど。

確かに自分は相手の弱みよりも強みに好意を持つことが多いし、その人の強みに対して敬意を払うことが多い。人事とかに向いているのだろうか。

仕事以外で何かをやるってところもしっくり来る。

 

3位の「社交性」は以下の通りである。

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“「社交性」の資質が顕著な人は、知らない人と出会い、自分を好きにな ってもらうのが大好きです。見知らぬ人と打ち解けて親しくなることから満足感を得ます。”

“「社交性」とは他の人の支持を得ることです。「社交性」の才能が強い人は、新しい人に出会い、彼らからの評価を得る という挑戦を楽しみます。人との新たな出会いに惹かれます。名前を知り、質問をし、信頼関係が築けるような共通の興味を探すのが好きです。上位資質に「社交性」を持つ人は、集団の中にすんなり入ることができ、どう振る舞い、どのよ うな会話をすればよいのか自然とわかります。話題が尽きることを心配して、会話を始めることを嫌がる人がいます。 「社交性」の強い人はそうではありません。彼らが会う人は他人ではなく、今まで会ったことがなかった友人なのです。”

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最後の”彼らが会う人は他人ではなく、今まで会ったことがなかった友人なのです。”ってウケる。確かにそうかもしれない。笑

共通の興味を探すことが好きって、納得。

 

4位の「コミュニケーション」は以下の通りである。

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“「コミュニケーション」の資質が顕著な人は、一般的に自分の考えを言葉に 表すのが得意です。話術に優れ、物事を印象的に説明するのが上手です。”

“「コミュニケーション」の才能の高い人は、説明すること、描写すること、進行役を務めること、人前で話すこと、書くことが好きです。彼らは天性の才能を活かして、アイデアや事実に命を吹き込み、生き生きとしたものに変えることがで きます。考えや行動を物語やイメージ、具体例、比喩に転換させます。アイデア、事実、新たな発見、教訓など、心に残 る情報を人々に伝えたいと考えます。彼らが、最適な言い方を探そうと、ドラマチックな言葉や力強い言葉を使おうとす るのは、このためです。そして最終的に、人々が彼らの話を聴きたがるのはこのためです。彼らの言葉で描かれたイメー ジは人々の興味をそそり、行動へと啓発するのです。”

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なるほど。

やはり人前で話すことや司会やるの好きみたい。これは現状維持をしたい。

 

最後、5位の「着想」は以下の通りである。

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“「着想」の才能の持ち主は、新しいアイデアを考えるのが大好きです。 見た目には共通点のない現象に、関連性を見出すことができます。”

“「着想」の才能が強い人は、創造力があり、独創性を認めます。ブレインストーミングやディスカッショングループな ど、自由に考えることを楽しみます。彼らは生まれつき、多様な視点から問題を考える能力があります。誰でも知ってい る世の中の事柄を取り上げ、それをひっくり返すことに喜びを感じます。それによって人々は、その事柄を、意外な角度 から眺めることができます。型にはまらない考えを持ち、 新しいアイデアや概念に魅力を感じ、容易に思い付きます。 彼らは着想が大好きです。なぜならそれは深い意味があり、目新しく、明瞭で、逆説的で、奇抜だからです。これらすべ ての理由で、新しい着想が生まれるたびに、彼らにはエネルギーが電流のように走ります。”

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うーん、これはちょっと意外。

ideationって苦手ではないけど、そこまで強みとは思っていない。まあでも新しい着想が生まれる度にエネルギーが走るのは当たっている。企画やってただけある。

と、5位まで書いてきたが、自分でも思うことはやはり「人と関わる仕事」が自分にとって強みを発揮できる場だということ。Prottのワークショップでもグロース担当だけど人と関わる仕事がしたいと言ってきただけあって、自分で認識はしていなかったけど、すでになんとなくそうなんだと感じていたんだと思う。

改めて5つを見てみると、

  1. 共感性

  2. 最上志向

  3. 社交性

  4. コミュニケーション

  5. 着想

共感性=コミュニケーション=社交性  この1位・3位・4位はつながっている。

人の感情の機微を読みとってそれに応じたコミュニケーションをいろんな場でとるってこと。とすると、これは明らかにまずは営業向けの強みということになる。

父親も上場一部の不動産会社で全国営業1位の賞状を毎回のように(昨日も)取ってきていたから遺伝なのかもしれない。

2位の最上志向は強みに着目してそれを最上化するということで、人事やPM向けの強みということになる。

5位の着想はまあ場面に応じてある程度創造力を使えるという補足的な強みとして受け取っておく。

以上を俯瞰してまとめると、

やはり前々から言っていた、「人と向き合うこと」に関連することを仕事にすれば

共感・コミュニケーション・最上志向を使ってキャリアコンサルとかができるはずで、

そこに普段の社交性を入れつつ、その行動や提案内容を着想を使ってしていれば全体最適できる気がする。

さて、ここまで書いて思ったのが、自分の強み的にも「人の感情に関わらないところ」は捨てた方がいいのかもしれない。

例えば数値分析やコーディングである。UIデザインは共感するというところではかなり活かせるはず。

でも結果的に営業やコミュニティーの構築、人事的なサムシングが自分の強みを発揮できるステージだとわかった。

たった30分で今の自分の整理ができたので$9.99は払う価値あり。

キャリアの方向性

キャリアの方向性としては、以下の3つが今考えられた。

パターンA. グロース担当

共感性という強みを使って、ユーザーがどんなところでつまずいていて、どんなところに価値を感じているか読み取る。

もちろん社交性を使っていろんな場所に行って。かつ、そのフィードバックをコミュニケーションと最上志向を使って、

フィードバックすべきところにしっかり伝えていく。その際に自分の着想もつけてだ。国内外も担当できる、そんなグロース担当。

パターンB. 営業

これは説明不要なまでにドンピシャだが、さらに付け加えるとすれば、「共感性」が発揮できるサービスである必要があること。

つまり自分が想像できて、かつ相手が使っているところも想像できるサービスということ。これが全く形のないクラウドやシステム、

 通信などインフラ部分であったり、自分が全く興味を持てない分野だとこの強みが発揮できないから気をつけなければならない。

パターンC. 人事・教育担当

共感で相手の想いを感じ取り、最上志向でそれを適切なところに分配しつつ、相手の強みを最上に引き出す教育プランを提案・設計していく。

その際に1回だけでなく、コミュニケーションを通じて何回もその人と対話をしつつ、社交性で外の世界にも引き合わせる。

着想で面白い教育プログラムを提案しつつ、常に相手がどう感じていて組織・個人が最適化されているかどうか探ることができる人事・教育担当。

うーん、通訳案内士の資格は自分の強みを発揮できるからばっちり。このまま取る。

キャリアデザインとかキャリア教育らへんにも手を出してみようかなー。

結論:人と関わらない仕事はあまり引き受けない or 人と関わらない仕事を関わるような仕組みに変えていく、と自分の強みが発揮できる。

以上。