あと20,000日 -27歳を迎えて

先月末に27歳になりました。
コメントやメッセージくれた方々ありがとうございました!返信できてなくてすいません。普段お世話になってる人からも、最近会えてない人からも祝ってもらえて嬉しかったです。

26歳だとなんか若いと感じるけど、27になると一気に30歳に近づいた感じがするのは自分だけだろうか。笑

残り20,000日

タイトルにある20,000日。
これは自分に残された時間である。どうやら生まれてから9860日経ったらしい。人生約30,000日とか言われているから約1/3経過したことになる。まあ時間の長さよりも深さだとは思うけど。26歳は一切の悔いなし!

20代の1年1年は本当に貴重な時間で、限られた時間なのだとひしひしと毎日感じている。

歳を重ねるに連れて明らかに変化していることが1つある。ことに最近気づいた。それは「自分と向き合う時間」が増えたということ。

自分はどんな人生を送りたいのか、どんな20代を過ごしたいのか。
何が好きで、どんな人が好きで、どんな時間を過ごしたいのか。そんなことを考えることが特に最近はとても増えた。ノートに書き出すことが多いがもっと習慣化したい。

20代で何を経験するか

そんな中、幸いなことに最近は色んな人の人生について聞く機会が多い。
Tencentのジョナサン、ココナラの南さん、起業家支援のすだっくすさん、monomyのざべさん、大学恩師の津吹さん、うちの社長、そして父親。

みんな凄まじい人生を歩まれているし、自分と同い年の26-27歳では何かしらに挑戦している。特にすだっくすさんのstory’s.jpの「孫さんとの思い出」っていう記事を見ていると、なんか家に帰れちゃってすいません、と思うほどである。笑 読んだことない人はぜひ読んだ方がいいと思う。

この前飲みに行った時に、「辛かったらこれを思い出して、すだっくすよりマシ。と考えるんだ。」という激励をもらったのだが、これが本当に効果が出ている。笑(ありがとうございます)もっといける。

 

父親とのサシ飲み

先日、父親とサシ飲みをする機会があった。飲むって言ってもご存知の通り1杯しか飲まないんだけどさ。ええ、遺伝です。

父親は今の自分と同じ歳の頃には、自分の会社があり、年商が数十億円を超え、社員がGPと同じくらいいて、奥さんもいた。まあそこから経営が悪化して借金を抱え、生き延び、今は普通のサラリーマンをしているという特殊な人である。

すごいなあと思うと同時に劣等感を感じるが、年齢どうこうというか思い切り挑戦して、思い切り成功して、思い切り失敗して、それを経た上で普通の家庭の父親をしているのがすごいと思う。俺もそのうち起業するかもしれないし、しないかもしれないけど、「全力で生き切る」ことは絶対したいと思う。自分の好きなことをね。そうそう、最近ミドルキャリアで1つしたいことができました。やっぱり何か目標があるっていいな。そのうち言います。

 

仕事の話

そんなこんなで27歳になってしまったのだが、前回ブログ書いたのが結構前だったので最近の面白かった仕事を備忘録に残しておく。

島根出張

島根県庁さんと、島根県の専門学校生に対してデザイン思考とプロトタイピングのワークショップを実施してきた。10代の学生がProttを使ってアプリのプロトタイプ作れている時点ですごいなあと思うと同時に、海外だとFacebookとかGoogleがそんな学校をたくさん作ってるかと思うとGAPも感じる。
ちなみにこのワークショップで、まさかの新聞デビュー!レポートはこちら

博報堂さんとのワークショップ共同開発

博報堂さんからもプレスリリースが出たけれども、博報堂の生活者起点発想と、GPのデザインプロセスを組み合わせてオリジナルワークショップを作った。

そしてなんと博報堂さんの社内合宿にも参加した。クライアントさんの合宿に参加させてもらったのは本当に貴重な体験だったし、なんか小旅行で楽しかった。こうやって1つのチームとして働くのが理想だよなあ。一緒にプロジェクトやってた岩埼さんの著書もオススメ。

この前Prott User Meetupで一緒にパネルディスカッションしてきて、なんか感慨深いものがあった。ありがとうございました。(↑ワークショップ興味あれば連絡ください。)

Tencent General Managerジョナサン

縁あって時価総額30兆円でWeChatとQQで有名なTencentのデザイン組織のマネージャーにインタビューをしてきた。まあインタビューって言っても麻布の喫茶店でコーヒー飲んでたんだけど。笑

初めて英語でインタビューしたかも。

インタビュー記事あるのでぜひ読んでください。

中国IT最大手テンセントのUX Managerジョナサンのキャリアに迫る!【前編】

未来を見据えたユーザー体験を創るテンセントのデザイン組織とは?【後編】

記事の中にもあるけれども、ジョナサンはインターネット黎明期にシリコンバレーでデザイナー&エンジニアとして名を馳せて、まだUXデザインという言葉が普及していない頃にヤフーの国際化を担当してUI/UXデザインの概念をアジアに持ってきた人物。なんか話してて、インターネットとデザインが生まれてきた環境に身を置いて実践してきた当事者として、とても楽しそうだった。楽しそうに仕事について語る。これ大切。ジョナサン本当にいい人だった。早く飲みに行きたい。Thank you.

 

資金調達&FinTechチームの立ち上げ

先日SBIインベストメントさんと三井住友海上キャピタルさんから出資いただいて同時にFinTech専門チームをデザイン会社として立ち上げた。

「金融サービスにこそデザインが必要」グッドパッチが4億円を調達し、FinTech領域のUI/UXに特化したチームを立ち上げ

有志が集まって定期的に社内勉強会やってるけど、とてもタメになる。
このリリースがあってから本当にたくさんの反響をいただいて、今ではかなりの数の金融機関さんに会わせてもらっている。実は前回ブログに出てきたお世話になった会社の担当者で、最近役員になった方もいて、そこから仕事の相談をいただくなど、やはり人に仕事ってついてくるんだなあと。あと2月にPrott User Meetup FinTech特集をやっていたのは正直偶然であったけれども、巡り合わせはすごいなあと思う。

(みずほの大久保さんとNTTデータ経営研の桜井さんと@FinTech協会イベント。うちの代表が寄稿したSBI 北尾さんの著書と一緒に。)

 

あと3月に昨年に引き続きMVPをいただいた。いつもお世話になっている周りの人のおかげです。

 

さて、他にも本当に色々あったけれども、そろそろ飽きてきたので少しだけプライベートも書いておく。

 

シンガポール

NTTの同期がシンガポールで働いていたのでプライベートで遊びに行ってきた!去年はNTTの同期が香港で働いてたので遊びに行ってきた。シンガポール3泊で全て合わせて3万円とかどんだけリーズナブル。笑

せっかくなのでMBA世界ランキング1位(2年連続ハーバードより上)のINSEADにキャンパスビジットしてきた。現地でお世話になった方々、ありがとうございました。

MBAって結局、WHY MBA? WHY THIS SCHOOL? の質問が全てで、どんな目的があって、何を経験したくて、その後何をしたいのかで行くところも全然変わるよねというのが一番の学びだった。

まあそんなこんなでプライベートは新卒で入ったNTTの友人に会うことが多い。同期は宝物だ!ってよく言うけれど、こうやって会社が変わっても仲良くしてくれるNTTのみんなに本当に感謝です。今後もよろしくね。

しかもタイムリーなことに昨日はNTTコムぷち立教会で、3つ下から10個上まで集まって飲み。こうやって会社が変わっても縦のつながりができ続ける環境に感謝。次回の暑気払いも参加させていただきます!

 

以上、長くなりましたが、26歳の振り返りでした。
27歳は挑戦の年。結構直近でまた色々と挑戦の機会があるので、別途ブログ書きたいと思います。27歳の抱負は、挑戦すること。あと彼女大切にすること。

 

ということで、明日からベルリン出張行ってきます。
Tech Open Airで英語ピッチしてきます。しかも順番がトリらしくてすでに緊張。

行ってきます!
現地にいる方、お会いしましょう!

 

PS:GPの皆様これからもよろしくお願いします。どんどん環境が変化して行くのを楽しみましょう。

 

あ、メンバーも募集中です。

参考:グッドパッチに入って2年が経った