このポストはメモに書き留めていた約半年前の記事である。
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いまロスの空港にいる。暇すぎるので振り返ってみる。
サンフランシスコへ1週間行ってきた。
相方はBoris。日本語が全く話せない。笑
SFでどんな生活をして、どんな企業と会って、何を感じたか書いていきたい。
(※この投稿はあくまで個人の見解に基づくものです)
オフィス
DigitalGarageのCo-workingスペース”DG717”をベースとして毎日働いていた。
DigitalGarageの共同創業者はMITメディアラボ所長の伊藤穣一さんである。
彼のクレイジーなLinkedInプロフィールを知らない人は見たほうがいい。笑
DG717では日本人の取締役がいたり、ファンキーな人たちがいっぱいいた。ランチやディナーを一緒にしたけどいい人たちだった。
この場所でワークショップ”Designing Mobile Interfaces“を開催し、約50人もの人が集まった。日本人も3人いた。ここでAnyPerkの共同創業者と知り合った。今やAnyPerkは現代ビジネスの記事でわかる通りとても有名になった。Prottのヘビーユーザーでもある。
そしてビジネスとして、色んな企業を訪れた。内容には一切触れず、感じたことだけひっそりと書き残す。
Pinterestの7番目の社員であるJustinはめっちゃいいやつで色んな日本人がお世話になっている。
KAIZEN platform USの社員も連れて飲みに行ったりした。まさかの学部時代の知り合いだった。笑
下の写真は食堂だが、奥に見えるボードに1人1人の顔写真が貼ってあって綺麗だった。
ここで会ったNiwaさんは最近ちまたでシェアされている記事の、
Twitterのサーバーを落とさず日本を救った伝説的な人である。本当にたまたまだが、訪問した日が3.11であった。
社食が素晴らしくてハッシュタグで割り振られていた。中は写真NGなため載せない。
Fi
世界的に有名なデザインエージェンシー。
ここへは1人で行ったので汗だくだくだった。笑 自分が着ているシャツは前職のパートナーのIDEO Tokyoのデザイン。
BetterDoctor
IDEO
前職が懐かしいなあ↓
GS
IDEO Tokyoの前CEOが転職したので久々に会うことができた。
韓国のLG系列の企業。なぜかUI CrunchのTシャツを着て行ったw
yeti
有名なデザインエージェンシー。アイコンが有名かも。
オフィスが広い家のようだった。みんなあったかい人たちであった。
FrogDesign
世界を代表するデザイン会社。
まさかの同い年のInteraction Designerとミーティングで盛り上がった。
ここでパロアルトへ移動。本当にいい街だった。(街については後述)
ここにオフィス構えたいなあ。
Stanford University
一緒に行った同僚が元々ここでTAをしていたので行ってきた。
もちろんd.schoolにも行った。
卒業生の顔写真が壁中に貼られてあった。
パロアルト
パロアルトは時間の流れが本当にゆっくりと感じる、緑あふれた高級住宅街のような雰囲気だった。
ここは本当に環境がよくて、天気もいいし、緑あふれてるし、活気あるし、なによりスタンフォード大学まで徒歩10分くらいである。面白かったのはFlipboardに行った時に学生らしき人が「面白いものを作ったんだ、ちょっと時間いいかい?」と、通りすがりにピッチを始めた。
このようなオープンかつ大学とスタートアップが密接に結びついている街は見習うべきだと感じた。
感じたこと
そんな感じで色んな経験をしたのだが、思ったのは、
1. 価値を提供する重要性
いろいろな企業を訪れたが、残念ながら日本人とは1人も出会わなかった。
とても個人的な意見だが、日本人は世界一流の企業と「繋がる」ことに対して優越感を覚え、
「価値」を発揮してお互いビジネスでもプライベートでもいい関係を作っている人は少ないんじゃないかと思う。
例えば、上に挙げたような企業の人と「話した」とか「オフィスに行った」だけで満足感を覚え、
自分たちはグローバルな人材だと勘違いをする(自分も当初はそうだった)。
しかし幸いなことに今回自分は日本人1人だけで、一緒に行ったのはグローバルネイティブなドイツ人。
「何か自分たちが価値を発揮しない限り彼らにとってはただの時間の無駄だ。常に自分の立ち位置そして強みを考えろ。深く貢献するんだ。」
事あるごとにそう言われて、確かにグローバルなマーケットでこれは意識的にやらないと、すぐ勘違いしちゃうな、と感じた。
おかげさまで、今までは敷居が高かった一流企業たちも、対等であり、自分たちの価値を発揮すれば
素晴らしいビジネスパートナーになれることに気づいた。特に東京という立地は素晴らしい。
2. デザイン文化の浸透度
Twitterの人も言っていたが、今やUI/UX Everywhereの時代だと。
こちらではProttのようなプロトタイピングツールを知らない人の方が珍しい。(InVision/Flinto/pixateなど)
また訪問先が特殊だからか、IaD(InteractionDesigner) Everywhereだった。笑
やはりデザイン文化が進んでいる場所に身を置くことが重要なんだなあと強く感じた。
3. ダイバーシティ
「どこの国から来たの?」とか「年齢は?」とかはそういう話題にあえてしないと確実に聞かれない。
しかし自分を含む日本人は多分聞くだろう。w もはやマインドが「俺たちはHuman Beingである」になっている。
また、女性がキャリアを積みたいからサンフランシスコに来る、という話題も何回かあった。日本は表面的だよね、と言われて何も言えなかった。
4. サンフランシスコという街
最後にサンフランシスコの街について触れたい。
この街はまず貧富の差が激しすぎる。まさに資本主義社会で、新宿によくいるような
ホームレスを数え切れないほど見た。サンフランシスコのイメージ違かったなあ。
Uberのおっちゃんも、「ここでは1つのジョブではやっていけない。IT産業以外の人は3つ仕事をするのが普通だ」と。
次にUberとLyftの文化。サンフランシスコでは日本と比べてタクシーが圧倒的につかまらない。だからみんなUberかLyftのアプリをダウンロードしているし、逆に日本のタクシーほど数が多い。
ドライバーは「Uberがなかったら稼ぐ手段がなくて生活できてないよ、本当に優れたビジネスモデルだ。」と言っていた。
次に街全体。汚い。パリもミュンヘンもサンフランシスコも、通りが汚い。
個人的には海外にいけば行くほど東京が好きになる。
でも公園は素晴らしい。綺麗だし広いし、自然あるし、スタバあるし。
次に世界から見た東京。どこにいっても誰と話しても日本の話題になると、
「東京は本当にawesomeだ、絶対に行ってみたい国だね。」と言う。
確かにインフラと交通が異常に優れているし、どこ行ってもコンビニや自販機がある。
人々は「おもてなし」をするしこっちとは大違いである。東京ってすごいんだな、って思った。
あとどうでもいいが、こっちに有名なカフェがなさすぎて笑った。
探しに探してやっとBlueBottleを1軒見つけたくらいで、東京は完全にブランドマーケティングにやられていることに気づいた。笑
ちなみに下の写真のオレンジの建物はジョニーアイブが最近買った物件。(どーでもいいw)
おわりに
さて、そんな感じでたくさんの経験をしたが、一番よかったな、って思ったのは日本人が自分1人だけであったこと。
やはり日本人と一緒にいればマインドが確実に日本人になる。しかし日本人が1人だと自分のような流されやすい人は周りに適応する。笑 それが功を奏してグローバルマインドなるものを確実に得られたと思う。
最後に、一見華やかに見えるかもしれないが、必死にグローバルマインドに切り替え、同行者と何回も喧嘩をし笑、自分の英語力の未熟さ、そして今までの視野の狭さを猛省した1週間だった。やっぱりたくさん得るものがある時は、同時に辛いことがたくさんある。でもその経験を必死に自分の糧にして、ポジティブに人生を楽しむ。これが重要なことなのかな、と思った。
PS:たった今隣にいた韓国人女性と(韓国語で)仲良くなり、ゲートを間違えていたので案内するという奇跡的な人助けができた。語学っていいなあ。