2014年、忘れない。

さて、紅白歌合戦を見ながら簡単な今年の振り返りを、自分のためにもしておこうと思う。

 

2014年は人生と一番向き合った年だった。健康、パートナー、仲間、志、やりがい。これらありふれた日常の些細なことがいかに大事なことかを身にしみて教えてもらった1年だった。

きっとこの1年は、自分の人生を一気に豊かなものへと変える1年だったと後から振り返っても思うだろう。それは、この1年が今までで一番つらく、失敗が多かった年だったからでもある。

「失敗から学ぶこと、すべてに意味を持つこと」これがこの1年で学んだ糧である。

 

約2年のNTT生活が終わった。

今年はIDEO New Year’s Partyで始まり、ZEPPEINとの忘年会で締められて大満足。

 

しかし、こんなにも辛かったサラリーマン経験は最初で最後だと思う。

新規事業PJ第一弾がうまくいかず、去年の秋から自律神経失調症になって会社に来れなくなった時があった。正月も自律神経が乱れて寝正月だった。電車でブラックアウトして駅員さんに助けられる日や救急車で運ばれる日もあった。

悔しかった。心の底から悔しかった。あんなにホットなチームから何も成果を残せなかったことに。

 

そこから色々と考えさせられた。

なんで自分は働いているんだろう。

なんで自分は生き急いでいるんだろう。

なんで自分は生きているんだろう。

 

そんなことを思いながら自分自信と対話していくうちに、「人との縁」がいかに大切か身にしみて感じた。いつも一緒にいてくれるパートナー、いつも笑って一緒に時間を過ごす仲間、志を共有し一緒に社会にインパクトを残しに行く同期、違う視点から人生や仕事について教えてくれる先輩方。

特に今年は個人的にGoodpatch, Wantedly, CRAZY、この3社に出会えたことがとっても嬉しかったし、今の自分に大きな影響を与えている。

個人ではやはりドイツにいるたかしさんに多くの刺激をもらっている。

いつも本当にありがとうございます。

 

「人との縁」これは昔から無意識に大事にしていたかもしれないけど、これからはもっとこれを大切にして生きていきたい。

人間味がある人が、そして人間味のある人生が好きだ。

 

本当にたくさんの人に支えれらて、元気をもらった年。

この人生で一番辛くて、人生について多くのことを教えてくれた年。

大切なパートナーに出会った年。

ありがとう、2014年。

 

2015年が、健康で豊かで人に恵まれた1年になりますように。

2014.12.31

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たった1年と8ヶ月。

今日が、NTTの最終出社日だった。

1年と8ヶ月前。
あの頃はまだ社会人になりたてで右も左もわからないと同時に、とてもワクワクしていた。

 

3つのOJTと1つの本配属。
この1年8ヶ月は短いようで、自分にとってはとても長く感じられた。
というのも、ここでたくさんのことを経験したからだと思う。

健康の大切さ、仲間の大切さ、ビジョンの大切さ、目指す人・志を持つ大切さ、年齢の関係なさ。
全てここで教わった。

 

時には逆説的に学んだ。

全てを賭けていたプロジェクトがポシャった時、体調を思いっきり崩して会社に行けなくなった。
それは自責の念でもあったし、自分の存在意義がなくなったって感じた。
でもそれは違った形で、自分に豊かな人生をもたらせてくれた。

 

“Connecting the dots”
これは、1つ1つの事象から何かを学ぶことができるか、それが点になってしまうか、線になれるかの違いだと思う。

人生で起こる全てのことは、自分次第で全て意味のあるものになる。
「目の前のチャンスを、逆境を、苦しい経験を、意味のあることにする。」これがNTT人生で学んだ最大の資産だと思う。

 

“なんとなく生きる人生よりも、自分の人生を駆け抜けたい。”

小さな成功を守るために、自分の時間を使うよりも、もっと大きな何かに自分の命を使いたい。自分にとっての「成果」はアプリを出すことじゃない、DL数を稼ぐことじゃない。

純粋にそう思ったから、普通に暮らせば年収1000万もらえる生活も、ブランドも、安定も捨てた。

 

1年と8ヶ月。

それは他人から見たら、3年もせずにすぐに辞めてしまったよくいる若者だと思う。

でもそれは、自分次第で絶対に異なると思う。

このたった1年8ヶ月は、自分に大きな成長と、人生に対する豊かな視座をくれた。
たった1年8ヶ月でも、かけがえのない仲間ができて、今は心の底からこの会社に入ってよかったと思っている。

 

たった1年8ヶ月でも、数え切れないほどの出会いがあった。
みんな、本当にありがとうございました。

 

最後にこの言葉で締めたいと思います。

“Life is about the people you meet and the things you create with them.”
(人生とは、あなたが出会った人そのものと、その人と何を創造するかである。)

 

たった1年と8ヶ月。だけどそれをどう捉えるかは、自分次第だから。

 

2014年12月25日
@本社横のスタバにて。
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(次の会社のことについてはまたそのうち書きます。)

命という時間を削って働くということ。

この前の金曜日はCRAZYのイベントに参加してきた。

代表森山さんの熱い話を聞けたり、ほいけるさん・もりぽさんのような素敵な夫妻と出会えたり、会いたかったCRAZYの同年代に出会えてとても刺激になった。

 

森山さんのスピーチの中で印象的だったのが2つある。

 

1つ目。

「自分たちは命という時間を削って働いている。」

時間は一番大切な資本であって、その時間の使い方を考え直した方がいいということ。

自分はどうしてここにいるのか、自分は何者なのか、自分にとって人生とはなんなのか。それを堂々と人に言えるような森山さんがかっこよかったと同時に、とっても考えさせられた。

 

2つ目。

「一番大切なのは、健康。だって1兆円あげるけどもれなく癌もついてきます、って言われたら受け取らないでしょ?だから一番はまず健康。次に仲間。一緒に働く仲間。この2つと幸せの相関関係は実証されている。3つ目にビジネスが来る。俺たちは、カルチャーをビジネスしている。」

確かに健康と仲間は一番大切だと、NTTに入って身をもって感じた。

 

また、ビジネスという側面では資本主義は経済という面だけ見てしまうと地球的に限界が来ると思う。

それはPeter ThielのFounders Fundの投資方針にも似ていて、サードウェーブならぬフォースウェーブである。Founders Fundについては別途まとめようと思う。

 

やはり自分に響く言葉は、共通点がある。

*命をかけるほど真剣に向き合っていること

*誰よりも楽しんでいること

 

それを裏付けるように、CRAZYの山川咲さんの著書「幸せを作るシゴト」にハマった時期があった。

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「意志を持って生きる人を、1人でも多く増やしたい」

「自分の人生をお金やキャリアに捧げるのは地球は喜んでないはず」

「みんな手に入れた多くのものを守ることに必死になっている」

こんな言葉が刺さった。

 

要は、自分にとって「人生をなんと定義するか」という究極の問いである。

 

著者の山川さんと。

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このCRAZYでは、社員を家族のように扱い、毎食を社員全員で食べている。

それも社員さんの奥さん手作りの無添加オーガニック食材を用いて。

年に1000万円近くの投資をしているそう。

さらに月に1度外で自分たちを見つめ直す合宿のようなイベントがあり、それぞれの社員がどのような価値観を持って働いているかを共有する。

 

以前CRAZYの前身、UnitedStyle社に遊びに行った時は、翌日から社員全員で世界一周旅行に出て、地球の裏側パタゴニアにて落ち合うという壮絶な取り組みをしていたのをはっきりと覚えている。

さらに若手の採用は若手に任せる、最終面接はプレゼンテーション、など、掘れば掘るほど面白くて先進的な取り組みが出てくる。書きすぎると怒られそうなので笑、この辺にしておく。

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いずれにせよ、CRAZYも、Wantedlyも、自分が次行く会社も、「働く」ことに対して新しい価値観を持っている。

きっとこれからの社会で生き生きと働くには、まず社長が積極的に新しい考え方を取り入れ、実践して、柔軟に変化に対応していくことが求められるのだと思う。

 

変化という視点で、

 

金曜にCRAZYのイベント後は、プチ忘年会。

1人は40歳にして、また新たなチャレンジを教育界で始めようとしている。

1人はインド駐在から帰ってきて、またインドに戻ろうとしている。

1人は大企業を辞めてNGOに転職をする。

1人は大企業を辞めてスタートアップに転職をする。

 

その日会った人みんなが、何かに向かって挑戦し続けている。

 

自分も、何歳になっても挑戦し続けられる大人でありたい。

 

「命を惜しむよりも、なすべきことを成す為に、命を使いたい。」 テルマエ・ロマエ

 

ではでは。

仕事でココロオドル人を増やす。

どーも、Junsus4_techです。

さっき、テレビでWantedlyの仲さんが出演していた。

仲さんが語ることは何故か自分にとても響く。

 

1ヶ月ほど前、仲さんとお話しする機会が何回かあった。

Wantedlyを使ってオフィスに遊びに行った時に面と向かって時間をとってくれたり、リアルウォンテッドリーというイベントでお話しさせていただいた。

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仲さんは、24歳でゴールドマンサックスを辞め、25歳でFacebookに入り、26,27の時にWantedlyを立ち上げた。

そう、まさに今の自分の年齢でGSを辞めている。同じタイミングで自分もNTTを辞めている。なぜか親近感が湧いた。

 

「辞める時はやっぱり最初は怖かった。」そう言っていた。

でも動いているうちに恐怖感は消え、そのうち情熱がついてくるようになったと。

 

またこうも言っていた。

「子供の頃から医者を目指していたけど、挫折してしまったとしても、それは自分にとって「医者」という手段より他の手段の方が幸せになれるというだけのこと。」

つまり職業というのは目的ではなく手段に過ぎないということ。

 

「ベンチャーでバリバリやるような人が、指揮命令系統に従うことが価値の最大化を生む組織にいけばアンマッチが生じる。それはオーナーシップがあるかないかの違い。」

つまりオーナーシップ(=自分で物事を考え推進していく力)を求められるポジションなのか否かは重要だと。

 

一番響いた言葉は、仲さんの著書「ココロオドル仕事を見つける方法」にも書いてあるが、下の2つだ。

 

“ココロオドル仕事が見つかるまで、自然淘汰に任せればいい。”

“人と違うところを誇りに思って、そのまま進めばいい。”

 

この言葉を聞くと、自然と心持ちが楽になる。

 

“働く”ということは人生を充実したものにするためにある。

だから心の底からワクワクするようなことを仕事にして、毎日楽しんでいこう!

それがこの本から学んだことである。

 

“楽しんでいきましょう!” この言葉を胸に、次の会社でも楽しんでいこうと思う。

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最後に、もう何十回も見ている仲さんのプレゼン動画。必見。

ではでは。

自分の人生を生きるということ。

どーも、@Junsus4_techです。
今日からブログを始めることにしました。

これは自分にとって大きな1つの挑戦で、「自分の人生を生きる」というもの。

毎日の時間を意識して過ごすのと、無意識に生きるのとでは、時間の使い方が変わってくると思う。

このブログを通して、新たな出会いが生まれればいいなあと思ってます。

 

さて、今までの自分を振り返ってみると、有名な高校・大学に入り、それはそれはリア充な大学生活を送り、イケイケなベンチャーでインターンをし、超有名な大企業に入り、一見順風満帆な人生を送ってきたように見える。

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しかし、こうも考えられる。

いわゆる幸せの価値観が凝り固まった人生を送っていた、と。

 

このいわゆるテンプレートのような人生を送ってきて、

それは本当に自分のやりたかったことなのか、と。

この先このままで本当にいいんだろうか、とふと思った。

 

ブランドのある有名な企業に入ったり、課長部長と昇進して年収1000万円以上が約束されているような人生に、本当に幸せはあるのだろうか。それが本当に自分が死ぬとき、”生きてて良かった”と思える人生なんだろうか。

 

自分が出した答えは”No”だった。

今月で、NTTを辞めます。

 

 

働くとは、命を削ること。
命を削って自分は何を成し遂げたいか。自分にとって人生を何と定義をしたいか。そんなこともこのブログを通して考えていきたい。

 

自分は新卒で入った企業で、幸運にも本配属2日目からビッグプロジェクトに抜擢され、世界的にも有名なデザインコンサルティング会社と新規事業の企画をしてきた。それはそれは幸せな時間で、まさにココロオドルような仕事であった。
しかし、そのプロジェクトが幹部との方向性の違いにより打ち切りになった。費やしてきた半年間が全て否定されたような気持ちだった。この自信喪失と受け入れられない結果が自責の念を生み、思いっきり体調を崩した。そして会社に行けない日々が続いた。

 

そんな折、DeNA南場さんの講演を聞く機会があり、「ウチの新卒は〜ヶ月の間に2回も新規事業を提案してきた」と。それを聞いて自分が少し恥ずかしくなった日もあった。Wantedly仲さんの「ココロオドル仕事の見つけ方」や、CRAZY咲さんの「幸せを作るシゴト」という素敵な本を読んで元気が出た日もあった。
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それからというもの、色んな人に会ってきた。

市場の最前線で戦っている経営者、大切な友人、頼りにしている大学の教授、尊敬している先輩、可愛がってる後輩、かっこいい生き方をしている社会人、かっこいい生き方をしている同年代、好きな本の著者など。

自分が会ってビビッと来た人にはみんな共通点があったように思う。
それは「意志を持って」目の前のことに「命を削って」取り組んでいるということ。そして大前提として「心も体も健康である」こと。

 

自分が心から胸を張って自分の仕事を語れて、それが社会的に価値があり、それを最高のチームで実現する。
そして周りの人を幸せにでき、心身ともに健康である。

 

こんな豊かな人生こそがこれからの時代にとっての「幸せ」の尺度だと感じていて、資本主義一辺倒の時代は終わったと思う。

 

意志を持つ、ビジョンを持つことはとても難しくて大変なことだけれども、既にそれを持っている人といればそうなれる。
そして世の中に「意志を持って、心も体も健康に生きている人」が増えれば増えるほど、この世界はもっと豊かになると思っている。そんな人たちと、そんな社会を作っていきたい。
まあそんな熱いことをつらつらと書いていくブログです。

 

ピアプレッシャーに負けず、”自分の人生を生きる。”
これを胸に刻み、20代前半最後の年を駆け抜けたいと思います。

 

2014年9月17日

追記:2014年12月6日 日本にて。

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