リアルウォンテッドリーvol.2に参加して感じたこと。

昨日はWantedly主催の「第2回 リアルウォンテッドリー」に参加してきた 。

(あ、連続でWantedlyの記事書いてますけどGoodpatchの者です。笑)

 

今をときめくスタートアップが20社超、参加者(登録者)は400人超。

場所はヒカリエ、スポンサーはバカルディボンベイサファイア。

リアルウォンテッドリー

(DeNAさんの記事から拝借)

 

いやーやはりスタートアップやベンチャー界隈が集まるとアツい。

実際に会場も汗かくくらい暑い。

 

RealWantedly

(Wantedlyさんから拝借)

 

スタートして一番最初に話しかけた子が日本語話せなくて早速汗かいた。

偶然にもゆかりあるドイツ出身のデザイナーで、世間はグローバルでも狭いことを実感した。

 

前回は参加者として、今回は出展側としてリアルウォンテッドリーに参加して思ったことが3つある。

 

①採用人材像の明確化

このイベントは「気軽に」会社の人と話せてそこから採用に至ることが特徴かつ目的。

気軽に話せてしまうが故に、あらかじめ「どんな人材を採用したいか」はっきりさせてから臨まないと単なる交流会で終わってしまう。

カヤックさんが上手いなあと思ったのは採用したい人をあらかじめボードに明示していたこと。

「UIデザイナー2名」「iOSエンジニア2名」って書いてあるボードを首からぶらさげていたから、目的が一目瞭然だった。カヤックの人は「逆にそれ以外の人が絡んでくれないんですよ~~」って嘆いていたけど。笑

 

大規模イベント出展時はしっかり狙いたい人材像をあらかじめ社員全員が共通認識を持っておくことが大切だなあと感じた。そういう出展時のテンプレ作っておこうかな。

 

②もっと横のつながりを!

このイベントはもちろん採用するためのイベントだけど、自分にとっては、なかなか会えない注目の企業の人たちに効率良く会える交流の場でもある。前回も今回もたくさんの新しい出会いがあって良かった。

だからこそ、このイベントを採用イベントだけで終わらせてしまうのはもったいないなあと思った。

例えば一般参加者を19:30からにして、19時からの30分間は出展企業の人だけで意見交換をする場を設けるだけで、他の会社も参加したい動機になるし、遅刻しないで行けば会いたい人に会える。

横の引き抜きも活発になれば面白いと思う。笑

 

③ スタートアップ業界の盛り上がり

元々NTTにいたからこそ一層感じたことかもしれないけど、やっぱりスタートアップへの熱が高まっているし、自分みたいに大企業からベンチャーへ行く人が圧倒的に増えてきた。

ベンチャーだからブラックだとか労働時間が多いとか、そんなん伝説。大企業だって変わらん!

 Goodpatchは家族を大切にする文化があるからむしろ大企業より環境いいと思う。

 

スタートアップ・ベンチャー界隈の人たちは、会社は違えど同じ同志だと思っている。

「会社」「就社」という世界観がもっと無くなればいいなーと思う。

 

来週にSchooさんが中途採用説明会をやったり、

来週Skyland Venturesさんで交流会あったり、

Goodpatchでグローバルなイベントあったり(来てね!)、本当に盛り上がってるなあと思う。

 

そんなこんなでWantedlyに感謝。

次回はGoodpatchも気合い入れて行きたい!

 

相も変わらず仲さんと!

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Wantedly Culture Book 2014を読んで

おかげさまで前回の記事”Goodpatchへ転職しました!”が約1400PVでした。

 

引き続き、自分の感じたことを発信し続けて、自分の思考の整理をしつつ、自分を理解してもらって何か素敵な出会いのきっかけになればいいなあと思っています。

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先日、仲さんを通してWantedlyに遊びに行ってWantedly Culture Book 2014をいただいた。

どうやら外部の人で手に入れたのは6人目だったらしい。

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Wantedlyと仲さんについては以前の記事「シゴトでココロオドル人を増やす」でも書いているが、とても素敵な会社/人である。

そんな会社がどのような文化・考え方の元、働いているのか、それを本にしたのがWantedly Culture Book 2014である。ページ数は38ページだが、内容はとってもボリューミーでしっかりと理解して読み終えるまでに2時間もかかった。

 

その中で自分が共感した10の部分について咀嚼したいと思う。

 

  1. シゴトでココロオドル≠やりたいことをやる。

これはだいぶハッとさせられたことだが、シゴトでココロオドル状態を、やりたいことをやっている状態と単純に理解してはいけない。

“人が生み出すものは全てニーズがないと持続的に存在できない。

何かを一生懸命やって、それが仮に自分がやりたいことだったとしても、誰も気づく人や感謝してくれる人がいなかったら、それは存在していないのと一緒。”

やりたいこと<やるべきこと をやっていくべき、という論。IMG_8868

 

2. ビジョンの在り方

“全ての企業はビジョンがあるべきだが、そのビジョンへのたどり着き方は多種多様でいいと思う。例えばWantedlyがココロオドル人を増やすためにサラリーマンに1日3組限定で旅館を300年やったていい”

このように、目指す世界はあるべきだが、目指すための手段は会社ごとに変わっていいし、変わるのが当然だよねー、という話。

 

3. 最短距離の最大社会的インパクトを狙う。

つまり一番効率がいい手段で最大のインパクトが出る事業を狙う。

だからテクノロジードリブン。世界中に一気に提供できる。”Wantedlyを通じて「働く姿勢」が変わる人の数を増やしていきたいと思っている。”

 

4. 企業の中心となる活動は「プロダクト」「ビジネスモデル」「組織」

*プロダクトにおいては”シンプルかつ使いやすくて、<結果がしっかりと出る>ことが大事。WantedlyAdminで言えば<求めている人と出会える>という結果である。”

*ビジネスモデルにおいては、(GoogleAdwordsのように)”薄く広く取るモデルの方が、より良いプロダクトを世界に広めていくことがしやすい。どんどん新しい事業部をたちあげるよりも、1つの優れたサービスを水平展開していきたい。”

*組織においては、”「作るプロセス」が重要。プロダクト中心の会社であるためには、「作れる」人が中心となっていくべき。プロダクト中心の会社は全員コードがかけるべき。だからコードが書けないディレクターなんていらない。”

ここはだいぶWantedlyの色が出ているのかなあと思う。

 

5. その会社のカルチャーは会社の事業モデルから派生したもの。

“自分の仮説をがんがんぶつける人が社内評価No.1になる会社もあれば、クライアントの言うことを実直にこなすことが社内評価No.1になる会社もある。それは事業モデルに依存していて、カルチャーでもある。だからどちらが良い、悪いの議論ではない。しかし刻一刻と変化し続ける現代においては、自分で自律して考えて行動できる人の方が強い。”

 

6. オーナーシップがある人が働きやすい環境は、「失敗が奨励され、許容される環境」。

オーナーシップ≠やりたいことができる

オーナーシップ=やるべきことを自分ゴト化してやりきる力。

以前仲さんにも言われたが、NTTのような大企業はなかなかこのオーナーシップというのを取りにくい。いわゆるリーンスタートアップも実践しにくいなあというのが自分の感想である。

 

7. コミュニケーションの重要性

なぜWantedlyは毎朝9時に集まるのか=イノベーションを加速させるため

“コミュニケーションの9割は言葉以外だから。人と話すことが新しい組み合わせを呼ぶ。”

 

8. ユーザー中心

“ユーザーが「何を言ったか」ではなく「どういう反応をしたか」「どういう動きをしたのか」にフォーカスして考えたほうがいい。”(オーバースペックを防ぐため)

“自分がターゲットユーザーではないのに「自分はこう思う」と議論するのも時間の無駄。ターゲットユーザーに触ってもらうこと。無駄な議論、会議をせずに、とにかくやってみること。”

“code wins arguments.”

これはだいぶリーンの考え方であり、デザイン思考の考え方でもある。「観察から始まる」とはまさに何を言ったかではなく、どういう反応をしたかである。

 

9. マーケット

“ニッチなマーケットから狙っていくのが定石だが、そのニッチなマーケットがあまりにも小さすぎるとサービスとしての持続性は低くなる。”

これはPeter TheelがZero to Oneでも言っていることだが、戦略の定石としてはまずはある程度絞ったニッチな分野で圧倒的に勝ち、その後周辺の市場にスコープを広げていくことである。でも小さすぎてもダメだよーという話。

 

10. コップに水をためる

“サンクコストに固執せず、コップに水をためていく行為が大事。”

これについては仲さんのブログ ”コップに水をためよう” を読んだほうがいい。

若い人必読。

 

以上が参考になった部分の抜粋である。

 

このように、会社の存在意義や行動指針を示す「カルチャーブック」はこれから日本において流行るだろう、と仲さんは言っていた。

確かに、「お金」という幸せの指標から「自己実現」という幸せの指標へと変化してきた現代、その会社がどんな価値観でどんな文化を持っていてどのような世界を目指していくのかを知りたい・発信していくのは自然な流れである。

職種としてもLoftworkではCulture Makerがあったり、DesignitではCVO(Chief Visionary Officer)があったり、CRAZYでは文化そのものが会社であるとのような勢いである。これから、いわゆるクレドのようなカルチャーブックがスタートアップ界隈でブームになるのが想像できる。

 

自分もGoodpatch Wayを、作っていきたい。

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Goodpatchに転職しました!

2015年、1月5日。

Goodpatchで初日を迎えた。

Goodpatch

会社:KLab→NTT→Goodpatch。

規模:500人→5000人以上→50人。

場所:六本木ヒルズ→日比谷→渋谷。

 

最高の環境であったKLabを飛び出した2013年。

NTTという最高のブランドから飛び出し、思い切って社員数50人というベンチャーへと転職を決めた2014年。

 

この自分の選択は間違っていなかったと、すでに当日の時点で感じた。

 

早速グループに分かれて社員全員で初詣。

 初詣

そのあと、1日かけて「未来を考える」ワークショップを行った。

将来の環境を考え、その時にGoodpatchに必要とされるリーダー像をペルソナ化し、判断基準と課題点を洗い出し、ケーススタディでそのペルソナを使ったインバスケット思考のような判断をチームで行った。

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Goodpatchの特徴はいくつか感じた。

 

①デザインの力を信じていること

まずデザイン。デザインの価値をまずは日本に認めさせる。そして世界を代表するデザインエージェンシーとなる。その海外展開加速に自分の力を使いたい。

 

②情報に異常なくらい敏感でありそれが好きなこと

専用の共有グループがあり、世界の最先端の情報が入ってくる。やはり英語記事が多い。自分も2月から発信力を上げていきたい。

 

③みんな元気で面白い

やはり人数が少ない分、自分で発言をしていかないといけないので、みんな主体性があり元気。笑顔が絶えないので居心地もいいし、効率もいい。

 

逆に少し驚きがあったのは、

 

①同期の存在

大企業の特有文化かと思っていたけど、7人も同期がいてとても居心地がよかった。

採用側は積極的に同日入社の人を増やした方がその人のためになると思う。

 

②10-19時勤務

噂には聞いていたけど、小さい子供がいる人が多いので家族を大切にする文化があるGoodpatch。やはり19時の終礼が終わったら帰宅する人が多いのは事実だった。小室さんのプレゼンにもあったように、これがあるべき姿だ。

あ、あと10時出社だラッキーとか思っていたが、その分午後が長くなるので集中力を継続させるのに一苦労する。KLab時代も確かによくコンビニ行ってたなあ。

 

③海外進出のスピード感

スピード感があるのはベンチャーの特徴だが、この会社は海外に関する意思決定もだいぶ早いと感じた。やはり担当を分け、全体最適をするのが大切だと学んだ。

 

そんな感じで、初日から様々なことを学べた。

Goodpatchに入ったからには結果を出し、社内から学べるだけ吸い取るのはもちろんだが、社内規則に「勤務時間中にセミナーに行って良い」とか「副業あり」とかあるので、引き続き他社の人との「縁」を大切にしていきたい。もちろんNTTもね。

 

取り急ぎ、初日に感じたことをメモしてみた。

2月から気合いれて、マイペースでいこう。

Jun

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2015年の抱負「自分らしく生きる」

新年、あけましておめでとうございます。

昨年は大変お世話になりました。

今年もどうぞ宜しくお願いします。

 

昨年は寝正月のため抱負を書いていないという失態。

ちなみに昨年の1発目はイーロンマスクとデザイン思考、UI/UXで始まってました。

(動画)イーロンマスク@CalTech

http://www.c-span.org/video/?306109-1/InstituteofT

 

さて、昨年は「壁を越えたら壁」って感じで様々な壁にぶち当たり、自分的に相当参った1年でした。

そのおかげで豊かな視座を学んだ年。

今年は、昨年得た人生の豊かな視座をフルに使って、

 「自分らしく生きる」ことをテーマにしていきたいと思います。

 

<全体>

*周りなんて気にしない。自分に正直に、素直に生きる。

*たくさんの言葉の中から誰の言葉に耳を傾けるか。

*周囲の人を大切にして生きる。

*健康な身体に戻す。

*発信力を意識的に高める。(Blog, Twitter:@Junsus4_tech)

 

<仕事>

*NTTからスタートアップへ一機転身。自分のペースをしっかり保って、自分からどんどん行動していく。

*今まで以上に高い視点で物事を考える癖をつける。

*IT/ベンチャー界隈で、人との縁・出会いにさらに注力していく。

 

<スキル>

*英語にさらに磨きをかけ、海外でWSができるようになる。

*通訳案内士(国家資格)の取得。(1次は日本史と英語免除)

*UIデザインの知見を深める。

*フロントエンドも自分で実装できるようHTML/CSS/JavaScript/jQueryは理解できるようにする。

 

<個人>

*健康になるよう「習慣」をつける癖をつける。

*運動をたくさんする(ジム・テニス・バレー・ランニング)。

*引き続き本をたくさん読んで、その著者に会いに行く癖をつける。

*免許取る。笑

*パートナーをさらに大切にする。

 

<社会>

*残念ながら、まだ書けない。ここが書けるよう、社会に対して自分のミッションを常に求め続ける。

*サイドプロジェクトを何か始める。

 

最後に、この動画で今年をスタートさせたい。

ぜひみんなにも見て欲しい。

“The History and Future of Everything -Time”

2015年が人類にとって豊かな年になりますように。

 

2015年 元旦。

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